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山茶花日報

 

 

ようこそMerriest  Village かさとぴあのブログへ、かさとぴあスタッフの杉山です。寒さが一層際立つ今日この頃

かさとぴあご利用の皆様にも焚き火を楽しまれている方も多くいられます。

この焚き火を題材にした童謡でズバリ「たきび」と言う歌がありますが、その2番の歌詞に

「さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばだき」と言う歌詞があります。

話が遠回りしてしまいましたが、今回は今かさとぴあで見頃の花を咲かしている

『山茶花(サザンカ)』をテーマにしていきたいと思います。

 

 サザンカはツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹で先程紹介した童謡の「たきび」でも歌われているように

生垣などにもよく使われている植物で、同じツバキ科に属している『椿』と共に、代表的な冬から早春にかけての花木です。

このツバキとは種類が近いこともあって花の形や葉っぱの質感も似ていることからもよく見間違えられることも多いかと思います。

 

そんな2種類を見分ける方法として有名なのがツバキとサザンカの花の散り方です。

ツバキの花は丸ごとポトリと落ちるのに対し、サザンカの花は花弁がバラバラになってそれぞれ散っていきます。

花ごと落ちるツバキの散り際から「首が落ちるので縁起が悪い」と武士には嫌われていたというエピソードも有名です。

 かさとぴあのサザンカはウッドデッキ付近にある一本の他に、フリースペース周りの生垣として植えられているものが

今少しずつ花弁を散らしながらですが見頃を迎えています。ツバキと違い少しずつ散るので長く見られるのがサザンカの良いところだと思えます。

かさとぴあをご来場し焚き火を楽しまれた際には、「たきび」の童謡を口ずさみながら、是非探して近くで観ていただけたらと思います。寒さの中で咲く紅色の花が童謡の雰囲気と共に温かい気持ちにさせてくれるかもしれません。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。